ホームページを作成するまでの流れと作成手段
インターネット利用率が80%を超える現代では、企業や個人事業主に限らず個人でさえもホームページを所持することが普通になってきています。そして、インターネット利用率の上昇に伴って、ホームページを作成する手段も増加しています。そこで、初めてホームページを作成しようとする方にも理解できるように、順序立ててホームページを作成するまでの流れと作成手段について解説していきます。

STEP1 自作か外注か

まずは、ホームページを自分で作成するのか、それともホームページ制作会社に作成してもらうのかを、それぞれのメリットとデメリットを考慮して決めましょう。

自作のメリットとデメリット

メリット

  • コストを低く抑えられる
  • ホームページ作成の知識が身につく
  • ホームページを好きなようにカスタマイズすることができる
  • ホームページの更新や修正をいつでも自由にすることができる

デメリット

  • 手間がかかる
  • 自作っぽさが出やすい
  • ある程度のホームページ作成の知識が必要
  • SEO(検索エンジン最適化)対策を自分でしなければならない

外注のメリットとデメリット

メリット

  • 本来業務の負荷を軽減することができる
  • SEO(検索エンジン最適化)対策をしてもらえる
  • クオリティが高いホームページを作成してもらえる
  • ホームページをスケジュール通りに作成してもらえる

デメリット

  • コストがかかる
  • 外注する業者によってはハズレがある
  • ホームページの更新や修正に時間がかかる
  • 外注する業者との意思疎通がうまくいってないとイメージと異なるホームページを作成されてしまう
自作と外注のメリットとデメリットを比較検討して、自作することに決めた方はSTEP2の「CMSか制作ソフトか」に進んでください。また、外注することに決めた方は「ホームページを外注するときの注意点」のページを参考にして、ホームページの制作を依頼する会社を決めましょう。ホームページ制作会社と契約するまでは料金が発生しないので、「一括.jp」でホームページ制作会社を探してみるのも良いかもしれません。

STEP2 CMSか作成ソフトか

自身でホームページを制作することに決めたら、次はCMSと作成ソフトの選択です。STEP1と同様に、CMSと作成ソフトの比較を参考に、ホームページをどちらで作成するのかを決めましょう。

CMSと作成ソフトの比較


CMS
【概要】
webサイトやコンテンツを構築・管理できるシステムのことです。「グーペ 」や「WordPress」などがこれに該当します。

【使用方法】
Webブラウザ上でホームページを作成するので、オンラインでのみの作業となります。

【選択肢】
選択肢となるCMSが豊富です。

【必要なweb知識】
少~多

【カスタマイズ性】
△~◎

【サーバー】
CMSタイプで異なる(STEP3で解説)
作成ソフト
【概要】
ホームページ作成をサポートするソフトウェアのことです。「SIRIUS」や「ホームページ・ビルダー」などがこれに該当します。

【使用方法】
パソコンにインストールして使用するので、オフラインでも作業が可能です。

【選択肢】
選択肢となるソフトが少ないです。

【必要なweb知識】
少~中

【カスタマイズ性】

【サーバー】
自分で用意する必要がある
CMSと作成ソフトを比較検討して、CMSでホームページを作成することに決めた方はSTEP3の「オープンソース型かクラウド型か」に進んでください。また、作成ソフトでホームページを作成することに決めた方は「おすすめホームページ作成ソフトランキング」のページを参考にして、導入する作成ソフトを決めましょう。

STEP3 オープンソース型かクラウド型か

自身でホームページを制作することに決めたら、次はオープンソース型とクラウド型の選択です。STEP1、2と同様に、それぞれのメリットとデメリットを考慮して、ホームページをどちらのタイプで作成するのかを決めましょう。また、クラウド型はアダルトサイトの作成が不可のCMSがほとんど(当サイト掲載のクラウド型CMSでは100%)なので、アダルトサイトを作成予定の方はご注意ください。

オープンソース型とクラウド型の概要


オープンソース型
ソースコードが公開されており、誰でも自由に利用、改修、再配布ができる形態です。「WordPress」などがこれに該当します。
クラウド型
サービス提供会社が管理するサーバーにデータを保管し、ネットを通じて利用する形態です。「グーペ」などがこれに該当します。

オープンソース型のメリットとデメリット

メリット

  • プラグインが豊富でカスタマイズの自由度が高い
  • 新しいテンプレートやプラグインが次々とでてくる
  • 多くのユーザーがいるためインターネット上に情報が沢山ある
  • テンプレートが豊富で自分好みのサイトデザインが見つけやすい

デメリット

  • サーバーを自分で用意(レンタル)する必要がある
  • htmlやcssの知識がある程度ないとホームページ作成は厳しい
  • テンプレートやプラグインの日本語対応が不十分な場合がある
  • オープンソースという形態のためサポートがなく、セキュリティリスクも高い

クラウド型のメリットとデメリット

メリット

  • 提供会社からのサポートが受けられる
  • サーバーを自分で用意する必要がない
  • htmlやcssの知識が乏しくてもホームページを作成できる
  • プランによっては完全無料でホームページを作成することができる

デメリット

  • プランによっては利用料が必要となる
  • プランによっては提供会社等の広告が表示される
  • 機能が固定化されているためカスタマイズに制限がある
  • オープンソース型と比較するとテンプレートが少なく、自分好みのサイトデザインが見つからない可能性がある
オープンソース型とクラウド型のメリットとデメリットを比較検討して、オープンソース型でホームページを作成することに決めた方はSTEP4の「オープンソース型はどのCMSを選ぶべきか」に進んでください。また、クラウド型でホームページを作成することに決めた方は、次の記事などを参考にして、自分に合ったCMSを見つけましょう。「クラウド型CMS絞り込み検索」で検索するのもOKです。

STEP4 オープンソース型はどのCMSを選ぶべきか

STEP3の「オープンソース型のメリット」で紹介した、「新しいテンプレートやプラグインが次々とでてくる」、「多くのユーザーがいるためインターネット上に情報が沢山ある」及び「テンプレートが豊富で自分好みのサイトデザインが見つけやすい」のメッリトを十分に享受するには、ユーザーが多いオープンソース型CMSを利用することが必須となってきます。そこで、当サイトでは世界及び日本で圧倒的シェア(世界では約60%、日本では約80%)を誇る「WordPress」の利用をおすすめします(当サイトも「WordPress」を利用して作成しています)。

利用するオープンソース型CMSを「WordPress」に決めたら(他のオープンソース型CMSでも、もちろんOKです)、次の記事などを参考にして、契約するレンタルサーバーを見つけましょう。「レンタルサーバー絞り込み検索」で検索するのもOKです。

なお、WordPressのインストールは、各レンタルサーバーで用意されてる「WordPress簡単インストール」(各レンタルサーバーで名称が異なるのでご注意ください)からおこないましょう。

STEP4(続編) WordPress無料テーマと有料テーマの違い

WordPressには、サイトの骨組みやデザインが1つになった「テーマ」というものがあります。ブログでいう「テンプレート」のようなものです。このテーマには、無料のものと有料のものがあります。

そこで出てくる「無料テーマと有料テーマのどちらを使用してホームページを作成したほうがよいのか」問題についてですが、当サイトでは次の理由より有料テーマの使用をおすすめしています(当サイトも有料テーマ「Diver」を使用しています)。

  • 有料テーマの方がSEO(検索エンジン最適化)対策がしっかりされているので、より多くのアクセスが見込めビジネスチャンスも多い
    長期的にみれば有料テーマの方がコストパフォーマンスが良い
  • 有料テーマの方がカスタマイズしやすくデザイン性が高い
  • 有料テーマは購入後のサポートが手厚い
  • 無料テーマはアップデートされない可能性がありセキュリティリスクが高い
WordPressの有料テーマでホームページを作成することに決められたら、こちらのページで、おすすめのWordPress有料テーマを紹介していますので、よろしければテーマ選びの参考にしてください。また、「WordPressテーマ絞り込み検索」もご用意しております。

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